ネタバレとか、容赦しない。

うみねこのSSですよー
縁寿視点です。
続きから
縁寿視点です。
続きから
もう十月に入った。
明日は親族会議の日でもある。
けれど私は行けなかった。何故なら季節の変わり目の風邪をひいてしまったからだ。
私は体が弱く、いつも季節の変わり目には風邪をひく。
だから親族会議は行けなくなった。
私は父さんと母さんに何度も行きたいと行ったが、反対された。
せっかく譲治兄さんや朱志香姉さんや真里亞姉さんに会える機会だったのに・・・。それに・・・。
戦人兄さんとも一緒にいられるはずだったのに。
戦人兄さんと出合ってからまだ数ヶ月しかたっていない。
ようやく会えた兄さん。腹違いだったけれど確かに血のつながった兄さん。
十二歳も年が離れている兄さん。
私のあこがれの存在。
まだよく兄さんのことがわからないけど会議を機に知ろうと思っていたが、まさかの風邪がその壁となってしまった。
その日の夜、兄さんは自室でせっせと準備をしていた。
その合間をみて兄さんの部屋に入った。
「・・・兄さん」
「おう、縁寿、どうした?風邪は平気か?」
「うん。薬が効いたのかな・・・。」
「ならよかった。それで、何か用か?」
「・・・寂しくなるなぁって・・・。」
「あ?あぁ、確かにな。二日くらいだけど寂しくなるな。もしかしたら台風が来て帰るのが遅れるかもしれないけど・・・。でも土産を持って帰って来るから、縁寿も早く風邪を治せよ。」
「うん。私は・・・兄さんのこと待ってるよ。」
「よし、良い子だ!」
兄さんは私の頭をクシャクシャと撫でた。
とても嬉しかった。
翌朝、早朝に私は祖父の家に預けられた。
兄さんが乗った車が見えなくなるまで手を振った。
しかし、三日立っても兄さんや皆は帰って来ることはなく、帰って来たのは、兄さんや皆の死の知らせだった・・・。
end
明日は親族会議の日でもある。
けれど私は行けなかった。何故なら季節の変わり目の風邪をひいてしまったからだ。
私は体が弱く、いつも季節の変わり目には風邪をひく。
だから親族会議は行けなくなった。
私は父さんと母さんに何度も行きたいと行ったが、反対された。
せっかく譲治兄さんや朱志香姉さんや真里亞姉さんに会える機会だったのに・・・。それに・・・。
戦人兄さんとも一緒にいられるはずだったのに。
戦人兄さんと出合ってからまだ数ヶ月しかたっていない。
ようやく会えた兄さん。腹違いだったけれど確かに血のつながった兄さん。
十二歳も年が離れている兄さん。
私のあこがれの存在。
まだよく兄さんのことがわからないけど会議を機に知ろうと思っていたが、まさかの風邪がその壁となってしまった。
その日の夜、兄さんは自室でせっせと準備をしていた。
その合間をみて兄さんの部屋に入った。
「・・・兄さん」
「おう、縁寿、どうした?風邪は平気か?」
「うん。薬が効いたのかな・・・。」
「ならよかった。それで、何か用か?」
「・・・寂しくなるなぁって・・・。」
「あ?あぁ、確かにな。二日くらいだけど寂しくなるな。もしかしたら台風が来て帰るのが遅れるかもしれないけど・・・。でも土産を持って帰って来るから、縁寿も早く風邪を治せよ。」
「うん。私は・・・兄さんのこと待ってるよ。」
「よし、良い子だ!」
兄さんは私の頭をクシャクシャと撫でた。
とても嬉しかった。
翌朝、早朝に私は祖父の家に預けられた。
兄さんが乗った車が見えなくなるまで手を振った。
しかし、三日立っても兄さんや皆は帰って来ることはなく、帰って来たのは、兄さんや皆の死の知らせだった・・・。
end
PR

この記事にコメントする




HN:
黒ノ鈴
性別:
女性
自己紹介:
NLBLGL問わず大好き
最近はおにゃのこが好き。
ピクシブッ!!
最近はおにゃのこが好き。
ピクシブッ!!





Click Me!
Adopted from squiby ファイヤー缶

Click Me!
Adopted from squiby クイック缶

Click Me!
Adopted from squiby タイム缶(別ver) クリックPlease ! だつりょく系なんばーず様 缶いただきました^^






